X ~エックス~

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呼び出し音がなってすぐに誰かが出る。 (プツッ) 『もしもし?ケイトか・・・・?』 『・・・誰?』 電話に出た声は 見ず知らずの女性の声だった・・・ 『・・・日本人?・・・ケイトの友達?』 『・・・はぁ、日本人で悪かったですね。 ってか、あんたも日本人みたいだけど? ・・・・そうよ、ケイトの・・・友達。』 『どうして、君が電話に?』 女性問いには答えず イラ立ちながら話し始める。 『だから?なんなの?あんた、まさか 【B.W.R】の連中の仲間? だったらイタ電なんてしないで もっとマシな事したら?』 B.W.R・・・それは自分の中では 何故か聞き覚えのある言葉で・・・ ケイトとB.W.Rと来たら 何かがあったに違いないと察した。 『っ!・・・・・B.W.R? まさかケイトに何かあったのか?』 『あなた・・・まさか、 ケイトのただの友達?』 『あぁ、大学時代の同級生だ。』 『・・・そっか・・・ じゃあ、さっきはごめん・・・勘違いして・・・ ケイトの事は私に任せて。』 『いや、待て!ケイトは無事なのか!?』 『ええ、今は無事よ。』 『・・・今は?って、どーいうことだ!?』 『取り合えず今は説明してる暇はないの、ごめんなさい。』 (ブツッ) その言葉で電話は切れた・・・
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