0人が本棚に入れています
本棚に追加
何か自分の知らない場所で
映画のような事が起きている・・・
それは、あの状況からして一目瞭然だし
以前から想像出来ていた事でもあった・・・
『ケイトが機関に追われてるって言うのか?』
それは、あまり想像したくなかった事実・・・
何が起きているのか?
ケイトを助けたい一心で答えは出た。
『・・・ケイトを・・・
助けないといけない!・・・』
当時の友人でケイトの恋人
【舞鶴 美由紀(まいづる みゆき)】に
連絡を取り、現在ケイトが住んでいる
場所を聞いて訪れることにした。
そこは、以前に一度だけ遊びで
訪れたことがあるアパートだった・・・
あの時、アパートの207号室にあいつは住んでいた・・・今は居るのか?
ポストを覗くとそこに
は”ケイト”の名があった。
『・・・207号室っ!・・・』
あのときのままだ。
と言う事は、あの時教えてくれた
場所を見れば・・・
あいつはいつも自室の扉の上の
窓の隙間に合鍵を忍び込ませていた
それがあるとすれば・・・・・
・・入れる・・のか?
少し気が引けたが、
緊急事態と言うことで
例の場所に手を伸ばす
そこには勿論のごとく、
合鍵が存在していた・・・
『あいつ・・・変わってないな・・・クスッ(笑)』
(ガチャッ)
扉を開けて部屋に入るが
部屋には大して異常は見られない・・・
しかし、机の上に見慣れない小瓶とルーズリーフが置かれている。
ルーズリーフにはこうかかれている。
『真 よ 敵 を そ こ で 斬 っ て
城 の 外 で の う み ん 達 と
ま と め て 瓶 や 金 属 と 売
っ て こ い も う け は 無 っ
て 事 だ と っ ? ふ ざ け て
た と か っ て 言 っ て 殺 す
ぞ ぉ ! ? 逃 げ た ら よ ぉ
、 勿 論 、 げ す 共 の 所 へ
送 っ て や ろ う じ ゃ ね ー
か 。 』
意味が全くわからない・・・
話してる口調もケイトらしくはない
最初のコメントを投稿しよう!