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「あー疲れたーこの後そこらで資金調達でもしますかー」
「またかよー ま 暇だし良いかー」
「賛成ー」
「俺も!その後ゲーセン行くならね」
そんな会話を繰り広げているのは高校生である、吉岡、田辺、大山、坂本だ。
しばらく歩いていき、人通りの少なめの所へ着いた。
「よし、あいつでいいか」
大山が気弱そうな十代の少年を指名した。
「だな!今回はすぐ見つかったな」
そう坂本が言い、4人はその少年の方へ歩いていき、少年の前に立ちはだかった。
「ねえねえそこの君、僕達さぁ、お金に困ってるんだけど、少しくれないかな」
吉岡が如何にも不良っぽく言う。
そして怯えている少年に、
「なぁに、たった三万でいいよ」
そう田辺がニヤニヤしながら三本指を立てながら付け足した。
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