誘い

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「ちげーよ、それに気になる奴も居ない!」 「つまんないのー」 理恵は口を尖らせてあーあーっと 言った。 その時だった、確かにそれは 朱鳥の視界の角を横切った。 「?」 黒い影、朱鳥はそれが横切って行った方を向いた。 だか、その姿は無い。 「どうしたの?あっくん?」 不思議そうに顔をしかめる理恵、 「いや……なんでも……」 理恵に返事をしようと顔を戻した。
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