海からの波
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「保住(ほずみ)くん…見てたんでしょ?」 ひとしきり笑った後、ふいに里未が私に尋ねてきた。 里未の顔は半分夕陽に照らされていて、元々細い輪郭をさらに美しく見せている。 視線を里未からグラウンドへ。 サッカー部は今、ちょうどミニゲーム中のようだった。たくさんの人が流れては戻る。波のように。 アイツがボールを蹴って、メンバーに指示を出している所を見つめながら私は「うん」と答えた。
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