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初めて会ったときから気にはなっていた
遠くから嫌でも目につく鮮やかな赤い髪に赤い瞳
魔族を嬉々として拷問している様子を見るたびに、この人間を敵に回さなくてよかったと本気で思う
第一印象があまり良くなかったし。
…だが、運の悪いことに同じ強襲科兼拷問科の担当
できることならあまり関わりたくない人間、だった
なのに
“君の気持ちも教えてくださいね”
「…………どうしよう、かねぇ…orz」
頭に残るのはあの時の言葉
始まりは3日前――…
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