魔術師の少女

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その方が都合がいいのであると見られる、この裏社会は そうでもしなければ成り立つには難しいのだろう だから魔術を少し使える財閥の小娘を狙う まあ…お父様の金銭援助も目的の一部だろうけど ふらふらしながら、カビ臭いひび割れているコンクリート 道を歩く あっちこちを攻められて傷の箇所が多い 、どこか休める所を探さないと。 薄暗い空間をなんの頼りもなく、ひたすら歩くのは 無謀だと言えるが追手は待ってはくれない、下水道に 逃げたのは気づかれていないみたいだ。 街並みによると…北に南、位置は何とも記憶があいまいだ ったのでペンダントにあらかじめ術式を書いておいたのが良かった。 青白くペンダントが光る
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