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「このサイトを見るかぎり世界には平行世界なるものがあって ゲート って呼ばれる扉を抜けるとその世界に行けるんだって
ゲートの先は俺が夢でみたような世界があるらしい!」
目を輝かせながら真は二人に熱弁した
「真…お前、
大丈夫か?
俺のおじさん精神科医だから紹介しようか??」
「俺の頭は正常だ!」
「真は最近の暑さで頭がホワホワになっちゃったんだねぇ~」ポンポン
「さっきと同じ事をするなッ」
「俺が最近同じ夢を見るのには訳があると思ってたんだ、
んで色々調べたらこのサイトを見つけた
しかも!!
そのゲートはこの辺にあるんだってよ
本当ラッキーだよな♪
って事で連休は魔法の世界へレッツゴーだ!」
…
「……雪美、そう言えば真待ってて飯食ってなかったな
なんか食い行くぞ…」
席を立ち雪美の手を引っ張り歩きだす京介
「あっ、ちょっと京介~」
困惑しながら手を引かれ付いてく雪美
「ちょいちょいちょい!!
俺の話しをちゃんと聞けぇーい!
京介も魔法使いたいだろ?
なぁ京介
おぉーい…」
振り向きもしないで歩き続ける京介
「たく!
話しのわからない奴だ!
…
……
ちょっと待ってぇ~」
小走りで店を出ようとする真
ガシッ
!?
不意に真は肩をつかまれた
「なんだ!?
奴らからの刺客か!?」
「………お会計960円です。」
「はい…」
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