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「以外と狭いんだな」
イクザークが言うように、測定室はこじんまりとした質素な部屋だった
「あんまり広くても仕方ないからね」
「さて、早速測定させてもらうよ」
そう言いライナは透明と黒の二つの水晶を持ち出した
「透明な方が属性で黒い方が魔力量だよ。手を置いてくれ」
イクザークはそれに従いそれぞれの水晶に触れた
すると水晶が両方共凄まじい輝きを放った
「ぐっ、流石だね」
ライナは慎重に水晶を見ると・・・・
透明な水晶は虹色、黒い水晶は9999999と表示されていた
「これは・・・・全属性に魔力が測定不能か」
「へぇ、全属性は知ってたけど魔力は水晶がカンストするほどなんだな」
ピシッ、、、、バリイィィィン
そんな事を話していると、二つの水晶に罅が入り砕け散った
「あっ、すまん弁償するよ」
「いや、気にしなくて良いよ。イクザーク君はさっきの部屋で待っていてくれ」
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