episode3 学園生活

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しばらく睨み合っていたが、急に微笑み 「ほっほっ、なるほどのう。悪意をもっている訳ではないのう」 「どういう事だ?」 少し呆けていたが、聞き返す 「スマンの、万が一悪意を持っていたら、鍵を探させる訳にはいかんからのう」 立場的にもの、と付け加えた 「じゃが、イクザーク君の瞳の奥には憎しみが見える。悲しい事じゃ」 ギルドマスターといい、目を見ただけで理解されるのは良い気分ではないな と心の中で悪態をついて 「アンタに何が分かるんだ?」 と怒気を含んで返した 「分からんわい、じゃがこれだけは言える。憎しみはいつか悲しみになるぞ。」 真剣な顔で見つめてくる 「それは、警告か?」 「いいや、只の爺の戯れ言じゃ」 少なくとも戯れ言では無いだろうが、今はそれで良しとしておく 「さて、自己紹介が遅れたが儂はこの学園の学園長をしとるバルズ・ディザスターじゃ。よろしくのイクザーク君」
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