episode3 学園生活

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「おぉ、丁度良かった。入っとくれ」 扉を開けて入って来たのは黒髪で無精髭を生やし、シャツを着崩している男性だった 「じーさん、こいつが例の転入生か?」 「そうじゃ。イクザーク君じゃよ。イクザーク君、こちらはお主が行く1-Sの担任のジル・ディザスターじゃ。一応儂の養子じゃ」 「お前の担任のジルだ。まぁ、よろしく頼む」 「ああ、こちらこそ」 口ではそう言ったものの、内心冷や汗をかいていた (こいつ、見た目とは裏腹にかなりやるな) 学園長の養子というのも頷ける ジルは見た目はアレだが、実力は確かである ギルドに所属はしていないが、Sランクと同等かそれ以上の実力である 「う~し、そろそろ教室に向かうか」 時計を見ると後10分で授業の時間であった 「じゃあな、じーさん。」 「うむ、よろしく頼むわい」 「んじゃ行きますか」 「わかった」 そして、二人は学園長室を後にした
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