姫巫女

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海「そんで?あんたらが襲われてた理由はわかった、これからどうすんの?」 護衛を補充しに国に戻ってもいいし、少数でコソコソ行ってもいい どっちにしても俺等関係無いし、出来る事なら早急にお立ち去り願いたい もぅ完全に部外者モードになった俺の言葉に、忘れてた目先の問題を思い出して眉間にしわを寄せる姫さんとおっさん 暴走メイドはおっさんに冷ややかな目線を送りつつ、姫さんを熱い眼差しで凝視と器用な事してる ボ「国に戻るにしても距離がありすぎる、近場の国に事情を説明すれば兵を貸し出してもらえるかもしれんが、あの兵士達がどこの国の所属かわからなければ下手な事は出来ないし・・・」ブツブツ アル「そうだった、命を狙われておるのだった・・・・・使命もあるのに今は感傷に浸ってる場合では・・・・・」ブツブツ あーでもないこーでもないと、頭を抱えて唸る2人を横目に冷めた茶を一気に飲み干す 海「とりあえず、今晩の寝床は貸してやる。明日までに考えとくんだな」 なんだかんだで日が沈んでから結構経ったし、今日はもう寝てしまおう そんな事を考えていたら、信じられない者を見るような目で見られた アル「え?」 海「あ?」 アル「てっきり直ぐにでも出て行けといわれると・・・」 海「なんで」 アル「私の先祖が・・・」 海「・・・・・過去の話は俺が生まれるはるか前の事だからきっかけにすぎねぇし、命狙われてる子供を夜道に放り出すほど鬼畜じゃねぇよ」 それに慰霊碑を建てたのもこいつの先祖だしな アル「きちく?」 翔「人を人と思わない非道って意味なw勉強になりまちたかww?」 海「俺等にしか通用しない専門用語だったか・・・」 考えてみれば鬼が実在するんこの世界じゃ、創造物特有の怖さとか鬼で表せんよな っと、なんか3人とも癪に触ったって顔してる。翔也に物を教えられてムカついてんのか、わかるわかる 翔「なに1人でうなずいてんの?」 海「そういや俺と姫さんの話だけでお前やガル爺の話はしなかったなって」 翔「そうだったww 俺は鴉天狗の翔也よろちくび♪」 海「お前そんなんでいいの?ってガル爺は?」 メイドがすんげぇ顔してたけど 翔「帰って寝るってさww」 海「oh・・・」 さすが爺、寝ると決まったら早いな
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