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「白龍、お前も好きだな~」 「…」 目の前にある水晶を見つめる白龍。勿論其処に映し出されているのは舞に決まっていた。 「あのよ、舞をこっちに呼ぼうと思ってんだけど」 「・・・いつ?」 「は?・・・あー・・・まだ決まってない。ってか呼んでもいいのか?他の奴らは呼んでもいいって言ってたけどよ」 「…直ぐ、呼んで」 「おいおい」 餓鬼かコイツは・・・っと白虎はため息を吐くが、長年の付き合いで白龍の性格は知り過ぎていた。 「んじゃお前も賛成だな、よし!いっちょ呼んでくるか!」 次の瞬間には白龍の見つめる水晶に、白虎の突然の出現に驚く舞が映し出されていた 「…早く来て…舞」 愛しそうに水晶を撫でる…長い前髪に隠された白龍の目は期待に満ちていた。 そして選ばれた少女は神様の独断によってこの世界へと導かれるのであった…
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