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沙織も俺の顔付きが一瞬変わったのに気が付いて
「直人!また何か嫌な予感がしたんでしょう?」
「何で解ったんだ?」
「もう!直人ったら…直ぐに顔に出るんだから♪解るのは当然よ!」
沙織はいっも俺の顔色を見ているのか?
「当たり前じゃん、毎日見ているよ」
少しだけ顔を赤くして話す沙織はやはり可愛いなと感じてしまう。
二人はたわいも無いような会話をしながら、学校に着いて教室に入った!
クラスメイト達に挨拶をして席につき担任が来て朝のホームルームが始まった。
お昼迄は、いつものように時間が過ぎて行った…
しかし事件はお昼休みに起きた!
一人の男の子が俺達のクラスに訪れた。
「俺はD組の坂巻だけど芦屋直人君は居るかい?」
一年D組の坂巻和也が突然俺を名指して呼び出した!
「俺が芦屋だが何かようか?」
坂巻は「屋上で話をしたい」いと言った一言が事件の発端に成った。
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