エナス復活

2/14
239人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
「その姉貴が昨日帰って来なかったんだ…何時もは夜中に成っても帰らない時には、必ず家に電話を入れるのに、昨晩は電話もメールも無かったから心配していたんだ…」 「和也のお姉さんは、夜のバイトをしているのか?」 「勘違いしないで欲しいだけど、コンビニのバイトだからな、水商売とは思うなよ!」 「ああ!解ったよ、夜間は俺達高校生はコンビニのバイトは無理だからな、大学生には当たり前のバイトなんだろう!」 「芦屋君のお父さんは偉い刑事何だろう!頼むよ姉貴の事を親父さんに捜査してもらいたいんだ!」 「そういう大事な事は、地元の警察署に頼めば良いだろう。」 「まだ、誘拐や事件に巻き込まれたのか、悪戯なのか俺には解らないから、芦屋君に頼むんだ俺の気持ちを察して欲しいんだ、姉貴を助けてくれ!」 「解ったよ、その写真とメールを俺の携帯電話に移させてくれ」 俺と坂巻は教室に戻り、携帯電話の持ち主から、赤外線送信の許可をもらいデータを移した。 俺は坂巻に 「あとは俺に出来る限りの事はするから、親父にもこの写メールを転送して、姉貴の捜査を頼んでみるよ。」 「芦屋君、お前だけが頼りなんだ、何か解ったら直ぐに連絡してくれよな!」 俺は坂巻と別れてから直ぐに親父に電話を入れた。
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!