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俺と和也は最寄りの警察署に姉貴の捜索依頼を出して状況を説明してから姉貴のアルバイト先に向かった。
バイト先の店長に詳しい話を聞いた。
「坂巻麻佑さんは、昨日は準夜勤シフトだったので、12時にバイトを終わり自宅に戻った筈ですが何か有ったのですか?先程刑事さんが見えて坂巻麻佑さんの足取りや交友関係者等を聞かれましたよ?」
坂巻和也は店長に告げた。
「姉貴は自宅に戻って居無いんですよ!心配で友達の芦屋直人君と足取りを探しているんです、些細な事でも良いので教えて下さい。」
直人も店長に質問した。
「何処に寄って行くとは言っていませんでしたか、誰か迎えに来るとは言っていませんでしたか?」
「いいえ、普段通りに帰宅しましたよ。」
俺は店長に坂巻と俺の携帯電話番号を教えて何か解ったら連絡をして貰う様にお願いしてコンビニから自宅迄の道のりを探した。
和也に「このコンビニから自宅迄の道のりをもう一度探そう」と話し掛けた。
俺は坂巻麻佑の写っている携帯電話のメールに送信した。
〃〃〃
少しの希望を込めて送信した。
内容
坂巻和也の友達で芦屋直人です、坂巻麻佑さん今どこに居るのですか?助けが必要なら直ぐに連絡して下さい。お待ちしています、迎えが必要なら直ぐに行きます。
〃〃〃
このメールが切っ掛けに成りミステリーな犯罪に巻き込まれる事になる。
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