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俺が(仕方なく)市波と仲良くしているといつの間にか俺の周りには女子が集っていた。
「おぉ、流石イケメンで有名な郁人」
市波は助けようともしない。
逆に感心している。
「黙れ。おい、市波…何とかしろ」
助けを求めるが市波はフイッと顔を反らす。
「やだ。郁人が玲音って呼んでくれんなら。助けてやるよ」
こいつの上から目線に若干イラッとしたが、仕方なく我慢する。
「ったく…助けてくれ。玲音」
「喜んで」
何なんだ?こいつ…
まるでどっかの馬鹿にそっくりだ。
いや、マジで。
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