序章

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魔術が必修となった近代社会。 それぞれの家系により系統が決まっていた。 どこの家柄かで能力の差は歴然とされており、差別される身分も存在している 表面から見れば階級社会ではないものの、家柄で地位はある程度決まってしまう 魔力量の少ない家柄は無能と一般世間から蔑まれ 多い家柄は社会を担うべきだとその一族を上の地位に置く 才能がある者と無能とで一般世間の評価は変わってしまう 天才を上級へ出来損ないを下級へ そんな差別社会とも言えるこの状況を変化させる者は果たしているのだろうか?
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