俺…ですが

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トウ「魔方陣なのか!?アレ!?」 トウの言葉は俺の耳には入らず空中で分散した。 全速力で走り少しでも魔方陣に近寄ろうとするが数メートルも走らないうちに魔方陣は血塗れの生徒を呑み込み消えてしまった。 理李夢「ぁ…」 トウ「理李夢!?急に走るなよ!?てゆうかアイツいなくなったぞ!?なんなんだ!?」 理李夢「……ウゥ……グスッ…」 トウの質問はまたしても空中分散し、そこには理李夢の泣き声だけが響いていた。
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