雨が降る前に
2/14
読書設定
目次
前へ
/
253ページ
次へ
「つぐみー?どしたの?行くよ?」 その声に、うん、と頷き視線を窓から離した。 止めていた足をゆっくりと動かしながら、何でもないことのようにまた友人たちの輪の中に戻って並んで歩く。 いつものように会話にするりと溶け込みながら、意識はそこにない。 私の意識は― 向かいの校舎の1つ上の階、風にはたはたとカーテンを揺らめかせている場所にあった。
/
253ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1749人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4,810(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!