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勝ったので俺は右の卓球台へ移動し、相手を見ると
｢お、次の相手は川島か｣
川島は、坪井と同じ一年生だが、実力は卓球部一だ
先輩の俺でも負ける程に強い、しかし前の試合は負けたのか
｢珍しいな川島が負けるなんて｣
｢山崎に負けたんスよ、あんな奴に負けるなんて…｣
川島は悔しそうに答えた
｢まあ山崎も強いからな｣
正直うちの一年生は強い奴が多いと思う
｢だから先輩、お手柔らかにお願いしますね｣
｢嫌だよ、お前強いじゃねーか｣
そう談笑してる内に試合は始まった
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