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「それでだ!自由研究をやるとして、何を研究する?」
俺が二人に聞くと、望が答えた
「うーん、虫を捕まえてー」
成る程、よくある定番だな
「却下だ」
輝秋が会話に入ってくる
「な、なんでだよ」
「最高の自由研究と言ったのだからもっと考えなくては…」
お前それにさっき反対してただろ
「あ、じゃあ交通量を調べるのは?」
望がまた発言する
「交通量はちょっと地味かな、もっとインパクトが欲しいな」
輝秋はすっかりリーダー顔だ
「じゃ、アニメの研究ってのは?」
「却下だ」
「私も良いや」
俺の出した案はまた却下された
「じゃあ…」
「いや、だから…」
二人が話してる時に俺も入りたいとおもい、また提案してみた
「じゃあこういうのは」
「お前は黙ってろ」
輝秋が俺に言う
ぷちっ
「俺の意見も聞けやー!!」
俺が大声で荒げる
「なんだよ、なんか案でもあるのか?」
輝秋が聞いてくる
「あるよもちろん!近くの山でも探検して、それで分かった事でも書きゃいいんじゃ!ほら分かったらさっさと行く!!」
「えー」
二人が嫌々でも俺についてくる
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