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今日の最後の授業の終わりを知らせるチャイムがなった。
「はい、じゃあここまで。明日は24ページと25ページの問当てるからやってきてください。」
数学の教師が締めくくり、生徒たちは内心面倒と思いながら帰宅・部活の用意を始める。
この日を三か月前から待っていたました。
眠気と戦っていた頭を一気に覚醒させ、同じ部活のクラスメイトに話しかけに行く。
「蜜ちゃん。今日の部活いけないから、先に帰るね。」
蜜「ああ。今日前に話してたゲームの発売日なんだっけ?マヤも物好きねぇ。分かった。先生にはうまく伝えとくね。」
蜜は私と同じ美術部員だ。
彼女とは幼稚園からの付き合いで、いろいろ助けてもらってる。
「ありがとう~。今度コンビニスイーツ奢るよ。」
蜜「新発売のビッグみたらし団子とワッフルパフェね。」
蜜ちゃんは太りにくい体質なんだそうだ。羨ましい。
蜜「ただし、ちゃんと作品は間に合わせなさいよ?」
「もちろん!じゃあ行くね!ばいばーい。」
蜜「また明日ー。」
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