追撃

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「俺は別にふざけて言ってる訳じゃねぇぞ……ってかお前に言われたくねぇわ」っとジミーは話を止めおもむろに立ち上がりボートの外壁越しに背をのりだし周りを見渡す。 マーカスもそれに続いた。 二人は誰かを探しているようだ。 「いたぞいた……ユーリは最前列か」っとマーカス。 「おっあそこかあいつ、最前列って嫌なくじに当たってんなー大丈夫か?」っと渋い顔を浮かべながら隣のマーカスに目をやるジミー。 「大丈夫じゃねぇだろ。ユーリは元々戦争に向いてる性格ってか性分じゃねぇから……って、もう出るのか?」 「あぁそう見たいだな、やっとこさ少佐達のお出ましってこった」
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