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自分と陵汰の汗が交じり合ったベッドに、もう一度横たわる。
優しさやキスや体をくれても。
例え、その存在を手に入れても。
心だけは手に入らない。
どんなに努力したって。
陵汰の心に入ることは出来なかった。
この先、一緒にいても永遠に手に入れることは出来ないだろう。
きっと私は耐えられない。
私は3年間想い募らせた恋を。
3日で終わらせた。
臆病な私は陵汰から逃げ出した。
けれど、私の心は陵汰のもの。
これからもずっと。
【菜摘さんと陵汰くん】end.
さよなら、陵汰
愛してる。
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