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3章[原因]
彼女は翌朝旅館のおばさんに連絡し
事情を説明して先生の電話番号を改めて聞き
連絡を取った
後日、先生の所へ行く事に!
先生の所は彼女の家から遠いらしく
まず新幹線で4駅…電車乗り換えて…40分…タクシーに乗り換えて…1時間ちょっと…
山の中にいらっしゃると言うのです
十数年振りの再会!!
先生は当時と変わらず若々しくも見えたそうです…
先生は優しい笑顔で迎えてくれたそうです
彼女は早速話し始めました
[先生…先日枕元に友人が…]
先生は穏やかな優しい口調で
割って入り
[その友達はね~あなたに生き霊が憑いている事を教えに来たんたよ]
[あなた…右耳聞こえないでしょ…それは病気ではなく…その生き霊のせいよ]
[えっ…先生!私…誰かに怨まれるような事をしてるんでしょうか…!!]
[あなたは悪い事してないよ…その人[生き霊]にとっては腹のたつ事じゃないのかな…]
[知らない?50代のメガネかけた女性…!?名前はA子よ…]
彼女は見に覚えのない名前に
[先生…知らないんですが…しかも50代!?ですか~]
考える彼女を前に先生はにっこりと話し始めるのでした。
つづく
空志
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