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子供を連れ家を出て行った元妻に連絡が取れず
元妻の親にも力を借りて
ようやく話し合いの場を設けました。
どうしても出て行くと言う元妻に
子供は渡さないと言えば
一人で出て行くと言った…男のもとへ
私は新しい生活の為引っ越しをして
子供達と新しい生活を始めました
子供達は小学低学年
まだまだ母親に甘えたい時期
寂しさも見せず元気に振る舞ってました
私は申し訳ない気持ちに泣きました…
数日後 子供達を寝かせつけると
長男が…
パパが居ない時
よく男が遊びに来て泊まっていたと言った
[そっか~遊んでもらったかぁ~]
[うん]
[でもパパにはナイショ!絶対言ったらダメだよ]と元妻に言われていたみたいです。
私は元妻も男もボコボコにしたいくらい高ぶる感情を
押し殺す事で精一杯でした…
3人の生活はスタートしましたが…
相変わらず出張が多く
無理をしてでも日帰りで帰る努力をしました。
どうしても帰れない時は近所の方や友人に子供達をお願いする事もありました
私は仕事に加え
料理・洗濯・掃除・ゴミ出しが追加
そんな生活にも何の苦労も感じませんでした。
そんな事よりも子供達に申し訳ない気持ちで一杯だったのです。
毎日ハードな生活をする中で
元妻からメールが頻繁に届くようになりました。
その内容は
[慰謝料も取れず子供をとられ親とも縁を切った今の男からも捨てられる
もう何も怖くない 私の人生終った…怨みます]
話し合いで男と別れず
男を選び子供を捨てた元妻に
とても悔しい気持ちでしたが
相手にしないよう他の事で気をまぎらわせていましたが…
このようなメールが数ヵ月…毎日、毎日
元々我慢強い私は自分の事は自分で解決 判断すると言う生き方をして来ましたが…
唯一話せる女友達に意を決して話しました。
女友達は自分の事のように元妻に腹をたて興奮状態…
私がなだめるほどでした…
…が…話した事で私の精神状態も楽になり久しぶりに頭の中がスッキリしました。
女友達に感謝しながら毎晩
女友達と電話で話すように
その時間は気分もほぐれ仕事やメールのストレスから解放され女友達に癒され
毎晩、女友達との電話が楽しみに
やがて女友達に惹かれお付き合いをする事となったのです…
が…これから彼女に悲劇と苦痛
…不思議な現象…
呪いと生き霊に蝕まれる日々の始まりでした…
つづく
空志
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