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溺れかけた彼女…つづき…
彼女は友達に助けられ砂浜でしばらく休んで旅館に戻った
[危なかったね…]
[うん…でねっ!旅館に戻ると…
真っ先におばさんが…あなた…海へ入ったでしょ…ダメだと言ったのに!!
ちょっと叱られながら…おばさんが一言!
憑いて来てるよ…って言われて]
[それで!どうしたの!?…]
そしたら…おばさんが電話番号を書いた紙を手渡しして
この先生に祓って貰いなさい!
私、電話しとくから!必ず行きなさいよ!って
後日…その先生の所へ行き祓って貰って…
憑かれたまま放っていたら危なかったみたい…
[だろうね…]
明日旅館のおばさんに電話して改めて先生を紹介してもらう…
友達は枕元に立ち何を伝えに来たのか…
電話を切り
ふと子供の頃の事を思い出しました…
小学六年の頃
私は何かにとり憑かれたらしく
お祓いに行った事がありました
私は覚えが無いのですが…
私が夜 寝ている間に起こっていたみたいです
夜中2時になるとふすまが開き…
と同時に私が直角に起き上がると言う現象
それから部屋を出て靴を履き玄関から外へ…
ふらふらしながら近所を回って帰って来て…
寝ると同時に…
ふすまも閉まると言う話しでした…
しばらくの間
寝るのが怖かった事を久しぶりに思い出しました…
つづく
空志
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