母親の鼓動

4/6
前へ
/94ページ
次へ
あれからどのくらい経ったのだろうか 今の私でさえ、覚えてはいない 長く感じたようで、短かったような しかし、目覚めた時に―――――――私の実験が開始されていた 口にホースのような物が私の喉にスルスルと入りこみ、激しい激痛が走った 次に私の手足に機械に繋がった吸盤がつけられた 腹に入ったホースが私の食道を何度も引っかいたことを今でも覚えている しかし、次第に痛みは頭の中へ―――――――――
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加