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ふざけんな、ふざけんな…!!!!
「今更…今更親父面してんじゃねぇよ!!」
受話器ごしに分かる親父の驚き。
今はそんなの関係なかった。
「金は送る??誰がいるか!バカにすんな!!!あんたいつもそうだ!金で解決できる問題じゃねぇだろ!!」
「アヤ!父親にむかって何てこと「誰が父親だ!!」
「あの時のことも光流のことも母さんへの仕打ちも忘れたことなんかないんだよ!!」
親父のぐっと息をのむ音がきこえた。
何だ…あんたも覚えてたんだ。てっきり忘れたのかと思ったよ。
「あんたあの時も金で解決しようとしたよな。結局払わないで今にいたるけど。」
「母さんにかわれ。お前だと話にならん。」
「母さんって呼ぶな。」
殺意が怒りに変わる。
「たとえ母さんに変わっても同じ反応だよ。二度とかけてくんな。」
それだけ言って受話器を置いた。
親父は受話器ごしにまだ何か言ってたけど構わなかった。
会話をおえたあたしは怒りで顔が火照ってた。
あの時の生ぬるい感覚は今でも忘れられない…
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