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頷いた瞬間、金髪男はサングラスをバッととった。
ー意外だー
サングラスをとると幼い感じがする。あたしより2、3歳上だろうか…
金髪男は「じゃあさ」と言葉を続ける。
「○○って知ってる?」
あたしの名前だ…
一瞬考える。コイツに素直に言っていいものか…
迷ったあげく素直に
「あたしです」
と答えた。
金髪男は目をパッチリあける。漫画で言う目を丸くするシーンだ…と呑気に考えた。
「さよか…お前かぁ…」
金髪男は驚くくらい無邪気に笑った。
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