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「はじめまして不知火 斗真くん。私はソース・パーパス。異世界派遣会社の地球支部、支部長をしてます。どうぞよろしく」
なんで名前を。
異世界派遣会社?
なんだそれ。
「あ、どうも」
「まぁいきなり言われてもね。
説明はしっかりさせてもらうよ。
でもこれだけは言っておかなきゃ。うちの会社に入らない?
というか入ってもらいたい。
こっちのミスとはいえここに来てしまったらただでは帰せなんだ。
それに君は特別みたいだしね」
優しい微笑みの中になんとも言えない威圧感が・・・
「説明は君の答え次第。
ちなみに断るなら。また少し痛い目にあってもらうことになるかもしれない。
でもここは楽しい職場だよ」
楽しい?
あんなのを見たあとに言われても。
そこで少女が話しかけてきた。
「元はといえば私のせいなんですが、でもきっと。きっと後悔はしないと思います。どうでしょうか」
そういえばこの子結構可愛い。
さっきはいきなりでそんなこと気にしてなかったけど、背もあまり高くないし、よく見れば歳にしてはいろいろとまだ未発達・・・
イカンイカン。
完全に思考がロリコンじゃないか。
髪が赤なのも悪くな・・・じゃないじゃない。
でもこの子がこなしてる仕事なら俺にだってできるかも。
出来れば痛い目にはあいたくないし。
(決してこの子と一緒にいたいとかいうわけじゃない)
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