君という歌を

10/31
前へ
/33ページ
次へ
別に楽しくなかったわけじゃない だけど僕はもっと君のことを知りたくなった 歌を歌っている君だけじゃなくて その…もっともっとごく普通の君を 「あの…さ」 『どうしたの?』 「花歌ちゃんって友達と普段どんな話ししてるの?」 『わ!突然だね』 「ごめんねいきなり。なんか歌っている時の花歌ちゃん以外の花歌ちゃんを知りたくて…」 『…えっ!』 彼女は顔を真っ赤にして驚いていた なぜだろう 「顔赤いけど大丈夫?」 『う、うん!大丈夫!』 彼女はおどおどした様子で喋った
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加