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「・・・・・う、うわぁ!?」
僕の目の前は激しく損傷している僕のうちの塀に無残な姿になった車、そしてそこから飛び散った色々な破片…幸い車から火は出てないみたいだけど…
あ、僕の名前は天音響。ただの公立中学校二年生の男の子です。
って自分の紹介は置いといて…この状況はどういうことですか…?
事の始まりは大したことはなく僕がめんどくさい学校から帰って少しうたたねしていると、外で今まで聞いたことのない音と小さな悲鳴(何故か聞こえた)。急いで飛び起きた僕がが外を見てみると…このようになっていた。
幸いと言っていいのか僕のうちの塀と家の間には少々スペースがあったため塀が大きく開いてしまっていることを除けば問題はない…それよりも…
「車…そうだ!! だ、大丈夫ですか!?」
車はどうぶつかったのか知らないが何故か後ろから突っ込んでいる…あ!これなら前の席はそこまで被害はないかも!
こうなったら急いで回り込もう!!
「そ、そんな…」
結論から言えば中の人は生きていた…
ただしぶつかった衝撃で運転手は体を強く打ったのか右腕がおかしな方向に…おそらく折れたのだろう。
こちらはいい…車に乗っていたのは二人である。そのもう一人であるが…
場所が悪かったのか左から激しく血を流し、あちこち血を流し…とにかく血まみれであった。
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