エアキス? ってなんですか?
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いつも、彼が切るのを待っていた。 自分から切ることが出来なくて。 「美穂」 「……はい」 「明日は君の顔が見たいな」 こんな台詞を簡単に言えるのは彼が鳴海凌だから。 分かってるけど、 「……同じ時間に、でいいですか?」 逆らうことなんて出来なくて。 「うん、おやすみ」 この声を聞きながら頭をクッションに落とした。
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