1.帰還と奇観

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「……ちなみに何色だと思う?」 「え?」 「ピンクかなぁ、水玉かなぁ。それとも純白かなぁ」 「えと、あの…」 「確認したらすぐに分かるよ。なんなら触らせてあげても…」 「ああぁああぁぁーーっ!!」 「うおっ!?」  思わず大声で叫んだ。膝に手を突いて立ち上がりながら。 「いい加減にしてくれよ。そういう冗談言うの」 「どうして?」 「もし僕が本気にしちゃったらどうするのさ」 「そしたら普通に見せてあげれば良いだけじゃない。何も問題ないハズよ」 「いやいや、大アリだって…」  思考回路がおかしい。まるで別人になってしまったかのように。 「良いじゃん。こうして久しぶりに会えたんだしぃ」 「久しぶりに再会した事と下着を見せる事に何の関係があるのさ」 「だって溜まりまくってるんだもん」 「何が?」 「その、いろいろ…」 「……えぇ」  質問に対して彼女が頬を膨らませる。目線を逸らしたかと思えば足を前後にバタつかせ始めた。
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