第三話

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キーンコーンカーンコーン 学校が終わる。 今日は亜鶴砂と一緒に帰った 「由紀の兄ちゃんってカッコイイよね~」 「ぅん♪」 「亜鶴砂…好きになりそう」 「……へ!?」 亜鶴砂が兄ちゃんを…? 「うそ~~~♪♪」 「びっくりしたじゃん!」 亜鶴砂の肩をたたいた びっくりした… 友達が兄ちゃんを好きになったりしたらたまったもんじゃない。 急に亜鶴砂が止まる 「亜鶴砂??どうしたの?」 「ヤバい!!学校に携帯忘れた!!」 「マジで!!取りにいかないと」 私も行こうとしたけど 亜鶴砂に止められる 「先帰ってて!!音楽室を出た時、兄ちゃんが由紀に話したい事があるから、早く家に帰らしてって言ってたからさ♪♪」 「わかった♪ゴメンね」 そう言って 亜鶴砂とわかれた 私は走った 兄ちゃんが呼んでる。 なんだろう……… とにかく!! 早く家に帰らなきゃ!
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