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キーンコーンカーンコーン
学校が終わる。
今日は亜鶴砂と一緒に帰った
「由紀の兄ちゃんってカッコイイよね~」
「ぅん♪」
「亜鶴砂…好きになりそう」
「……へ!?」
亜鶴砂が兄ちゃんを…?
「うそ~~~♪♪」
「びっくりしたじゃん!」
亜鶴砂の肩をたたいた
びっくりした…
友達が兄ちゃんを好きになったりしたらたまったもんじゃない。
急に亜鶴砂が止まる
「亜鶴砂??どうしたの?」
「ヤバい!!学校に携帯忘れた!!」
「マジで!!取りにいかないと」
私も行こうとしたけど
亜鶴砂に止められる
「先帰ってて!!音楽室を出た時、兄ちゃんが由紀に話したい事があるから、早く家に帰らしてって言ってたからさ♪♪」
「わかった♪ゴメンね」
そう言って
亜鶴砂とわかれた
私は走った
兄ちゃんが呼んでる。
なんだろう………
とにかく!!
早く家に帰らなきゃ!
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