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直「ぅ―…」
「…じゃぁ、兄ちゃんお休み」
行こうとしたら手を握られた
「…兄ちゃん??」
「行くなぁ…一緒…寝よ?」
私は顔が赤くなる
こんな時素直になればいいのに
急の兄ちゃんの豹変に
「私っ自分の部屋に戻る!!」
って言って出ようとした
「由紀ぃ…やだ…ゃだ」
兄ちゃんが起き上がって後ろから抱き締めてきた
「やっ…兄ちゃん!」
ドキドキして兄ちゃんに聞こえそう
顔が近いよ…
こんなに近くに兄ちゃんの顔が…
兄ちゃんの
髪が当たる…
息がかかる…
体が触れる…
一つ、一つがドキドキする……
ねぇ…今だけ…
今だけ…
誰もいないし…
兄ちゃんに甘えよう…
「兄ちゃん…一緒寝るよ」
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