2人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「ねえ。よかったら、新しいゲームやらない?今日は家に誰もいないんだ。」
マックで奢りのハンバーガーにかぶりつきながら萩野君を誘った。
「うーん。そうか。」コーヒーを口に運ぶ姿が様になっている。
何を考えてるのだろう。物思いに耽る様がたまらない。
よし。決めた!今日こそ萩野君を誘惑して…ダメなら多少強引にでも…グズグズしていたら誰かに取られてしまうかも。
「じゃあ。ちょっとだけな…」キラキラ王子様がなぜか気弱げに答えた。
「よし。善は急げ。行こうか。」僕はレスリングで鍛えた腕を捲り上げハンバーガーの最後の一片を口に放り込んだ。
最初のコメントを投稿しよう!