始まりの日Ⅱ

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それから僕はリリアと喧嘩しながら、おそらく家から20kmは歩いた。 今更だが、僕はヒキニートじゃないです。 夏休みで暇してただけです。 本来僕は 普通の高校二年生で、今頃普通なら夏休みの課題に懸命に取り組んでいるはずだ。 不意に友人との会話を思い出す。 ーーーーーーー「お前って、*****よな。」 っそんなこと無い!絶対無い!!!!あってたまるか! 瞬間、鼓動が高く鳴った。 一度だけだったので気にせず、いや、気にしたくなかった。 これが、僕を*****と証明することだから。
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