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慎「さぁ、これでお前の武器は消えた。どうする?まだ抗うか?」
抗わないで下さいお願いします。
山賊「くっ、だ、黙れ黙れぇ…。武器がなくとも魔法があるんだよぉ…!」
あぁもうやめて下さいよー!怖いんですよマジで、当たった事ないから余計怖いんですよー!
魔法も防げるかなぁ?これ
結界をもう一度張った
山賊「喰らえぇ![ファイアアロー]!!」
グォォォ
的な効果音と共に火の矢が飛んできた。
なにあれ、ゲームでみるのと現物みるのでは迫力違うなおい!
かなり怖いです。
頼む結界!
ポシュゥ~
なに?!
結界の霊圧が……消えた……?!
うん、コレはあれだ
結界がしぼんだ
慎「ちょ、待っ!タンマ!」
マジかよー!頼む結界、復活してくれよぉ!お願いだから!なんでもするからぁ!!
結界「もうムリポ」
ちくしょう!!!
死にたくなぁい!死にたくねぇよぉ!
俺が勝手に脳内で悶えてると、突然女の子が俺の前に出てきて、
?「[シールド]」
そういうと女の子は両手を前に出した。
すると、なんということでしょう。あの神力が消えて寂しくなった空間に突如として現れたバリアー的なもの。匠の粋なはからいに私も驚きを隠せません。
ガシュゥゥ…
火の矢はバリアー的な透明な膜によって完璧に打ち消された。
山賊「な、なんだってんだよぉ!くそっ、覚えてろぉ!」
おっさんが逃げようとしている。逃がしたくはないけど戦い方知らねえしな…
そこでふと目に折れたナイフの刃部が目にはいった。
ふっ、勝ったな…
剣技はしらないが、物を投げるくらいならできる
俺はナイフの刃部を手に取り、大きく振りかぶった。
慎「お忘れ物にはご注意下さいお客様」
投げた。
山賊「なっ!
ぐぅお!」
首元にさっくり刺さった。
それきり動かない…。
慎「ふぅ、悪は去った…てか」
いやマジで怖かったなコレは…
?「あの、ありがとう…」
あぁ、忘れてた。
慎「いやいや、こちらこそあのバリアー的な奴は助かったよ。」
正直あれなかったら死んでた。
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