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なんやかんやで、学校。
因みに学校は男子校で私立。通学路が決まっている程厳しい学校。
慎「じゃあな、又帰りなー。」
そう言って、クラスが違うため別れる慎と功。
時間的には間に合っているが若干不安を抱きつつクラスへ入る慎。
慎「おはようございます…」ガラッ
生徒A「よぉ上井草!遅かったな。」
まだ間に合っていた事に少し安堵する。
慎「あぁ、チョット腹痛でさ。」
まぁ嘘だ。
実際はゲームのし過ぎで寝坊しただけのこと。
生徒B「そういやーさ、昨日のアレ見たか?あのアイドル可愛いよな~。」
生徒A「だな!俺ファンになっちまったよ~。」
慎「ハハハ、男子校生の性だな。」
こんな日常会話の最中
ガラッ
担任の先生が入ってきた。
担任「おい、お前ら席につけ。HR(ホームランではない)始めるぞー。」
~HR(ヒット&ランではない)中~
そして、HR(ハンターランクではない)が終わった。
その後、
担任「あ、そうだ上井草。放課後に仕事を手伝ってくれ。」
その言葉に慎は
慎「はい。わかりました。」
潔く答える。
しかし、内心では
(あぁ、面倒ダナ…。早く帰ってゲームがしたいぜよ…。けど、成績のタメには先生に気に入られなくてはならないから仕方ないか…)
乗り気ではなかった。
慎は成績のために、色々とアピールしているため、先生からの信頼が強い。
と同時に、手伝わせるのに最も適した生徒でもある。
あくまでも成績のタメにといっても、先生にとっては出来の良い生徒であるため、よく手伝わされる慎。
因みにテストはクラスで上の中くらいで、運動神経は中の上程度である。
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