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おぉっと!オレの自己紹介を忘れてたな
オレの名は如月誠(きさらぎまこと)
私立牧平高校(しりつまきひらこうこう)に通う高校2年生である
そして先程まで喋っていた女の子はオレの妹の如月悠奈(きさらぎゆうな)
オレと同じ年齢である
GWにとある出来事でオレの妹になったのだがそのストーリーはまた今度語ろうと思う
彼女はそのとある出来事で学校に通っていないらしい
今はオレと悠奈は2人暮らしをしている
そして今日GWがあけて始めての学校だ
さぁてストーリーに戻ろうか
オレは制服に着替えてリビングに入った
机の上にはこんがり焼けたトーストとスクランブルエッグ、そしてコーヒーが2人分あった
「お兄様!お待ちしてましたよぉ♪」
「すまんすまん
どうも眠くってシャキッとしなくってな」
オレはそう言いながらコーヒーをすすった
「ふふっ!変なお兄様ですこと」
「うっせ………………っつーかコーヒーうめぇな」
「お兄様のために心を込めてつくってますから♪」
「ありがとな………ホントに嬉しいよ……
なぁ悠奈?」
「どうかされましたか?」
「学校どうする?」
「どうするとは?」
「通いたいか、通いたくないか?だ」
「だ、大丈夫ですよ!帰ってきたお兄様に家事をさせるわけにはいきませんし!!」
悠奈は手をブンブン振りながらそう言った
「そ、そうか……………じゃあいいか………」
「いいです!いいんです!いいんでしゅ!」
「プッ…………噛んでんじゃねぇかよ……」
全く………
うちの妹はしっかりしてるんだがたまにすっとぼけてくれるから楽しいな
「お兄様、お時間のほうは大丈夫ですか?」
「What time is it now?」
「7時25分です♪」
「英語で返せよな!ったくよぉー!
まぁそろそろ夢花が来るなぁ」
「夢花?とはどなたですか?」
「幼なじみだよ……………
っつーかなんだその目は」
「別に何でもありませんわ!!」
「そ、そうか………」
「お兄様!早く準備したほうがよろしいですよ!」
「ハイハイ!じゃあ準備して出てきますよー
あっ!ごちそうさま♪」
そう言ってトーストを食いきってカバンを取りに行く
「お兄様!」
「なんだー?」
悠奈は満面の笑みで
「いってらっしゃい♪」
といってくれた
「ふふっ…………行ってきます♪」
オレも自然と笑顔になってしまった
オレはそのまま玄関をでた
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