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放物線…と言うよりもほとんど横みたいな軌道で飛んで、大きな音を立てて地面に着地?した。
記「重量級なだけあって、衝撃に弱いみたいだな。
…いちいち蹴飛ばしてたら、脚が持たないだろうけど。」
抗史「いや、記、俺でも無理だぞ…」
「私が深く斬れば…」
…それも疲れるね…
声「困ってるみたいだね。」
後ろから聞き慣れた男性の声。
記「…いや、もう魔法で消し飛ばすから良い。」
声「え…」
「あ、お兄ちゃん!?」
記「ああ、陸だったのか。」
運動以外は何でも出来る、自慢のお兄ちゃんが居た。(私達と一緒だと空気になるのは何でだろ?)
記「やってくれんのか。」
陸「うん。こうやって…と。」そう言って、紫の魔法陣の中に魔物を落とした。
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