学祭編・1

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―――――― 床の下から這い出る。 「掃除が必要になって来たわね…」 記「…驚いた。」 「実は、天井と床の間に狭い隙間が在るのよ。 …ん?」 真っ先に目に入った夜道を見る。 「へぇ…似合ってるじゃない。」 めぐ「会長さんのも有るけど?」死角から話し掛けられる。 でも、驚かない。 「そんなつもりで来たんじゃ…」 声「だから、割り込み禁止だって… だっ…!」男の断末摩と、何かが折れた様な音。 声「割り込むつもりもありません。」冷静な女子の声。 その声の主が部屋に入ってく。 美花「見つけたー!」 …親友が。 美花「仕事サボって、此処で何をしているの!」 バレるから隠し通路が使えない。 …まず、此処に逃げれた事自体が奇跡だ。
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