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「ん?ナイフだけど?」
めぐ「そんな物騒なの仕舞ってよ…」
記「さっきからそこに居る奴、喋ってないで運べ。」
めぐ「へいへ~い…」
…
「しっかし、君も大変ね~」
記「…?」
「何だって自ら好んで振り回されているのかしら。
それが私だったら、無視するけど。」
そう、囁いてみた。
帰って来たのは独り言だった。
記「…後悔してるから…」
それを、聞き取ってしまった。
「…どうして?」
そして、返事をした。
すると彼は淡々と語り始めた。
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