学祭編・1

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「ん?ナイフだけど?」 めぐ「そんな物騒なの仕舞ってよ…」 記「さっきからそこに居る奴、喋ってないで運べ。」 めぐ「へいへ~い…」 … 「しっかし、君も大変ね~」 記「…?」 「何だって自ら好んで振り回されているのかしら。 それが私だったら、無視するけど。」 そう、囁いてみた。 帰って来たのは独り言だった。 記「…後悔してるから…」 それを、聞き取ってしまった。 「…どうして?」 そして、返事をした。 すると彼は淡々と語り始めた。
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