魔法と馬鹿の組み合わせ

学祭編・２

バヂバチと鳴る軌道、
相手「ぬぅ…」反射神経で避けられる。
振り切った状態で一歩踏み込む。
死んではいない勢いを生かして、力ずくで追撃した様に見せる。
『燕返し』だ。当たろうが当たるまいが選択肢を誘導出来る。
その見かけより重い一撃を壁に防がれた。
反撃とバインド対策に距離を取る。
反撃は来ると分かれば防げるし、バインドは恐らく効かない。
つまり、これも誘導。
ゆとり「よし、終わった。」壁に寄り掛かっていた会長が前に出る。
それと同時にバインド。
ゆとり「…やば…」青ざめる。
余計なアドバイスをしなければ、魔法の速攻は無かった。
…黒針が５本…
確認して、確信する。
…よし。