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――――――
…
夜道家…
「ただいま。」
声「おう、お帰り~」
…
リビングの机にトロフィーを置く。
声「何で持ち帰ってんのさ。」
真後ろから声が聞こえた。
「部室に置いとくべきだと思ったんだが、今は邪魔になるだろ?」
声「へぇ…んでさ~弟。」
「…姉貴、また海の物真似か?」
声「…その姉貴っての、飽きて来たんだよね~名前で呼んでよ。」
「へいへい、分かったよ…
……海。」
海「…いつから分かってたの!?」
「姉貴は親相手にも『お帰り』なんて言った事無い。」
姉「ん、そう言われりゃそうだ。」
海「あー
知らなかったなぁ…」
「満足したら帰りな。」
海「うん。分かった。」
リビングを出て…
トントンと音を立てて階段を登り出す。
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