センセーショナル・ガール

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さっき入れられた男子トイレ!? 「早く出ないと! んよしょ…」起き上がろうとする。 「…あ…あれ…?」 お尻がバケツにピッタリはまって起き上がれない… 「う…嘘!?」 ―――――― グラウンド… 部活を続けている野球部を尻目に、相手を追い掛け続けた。 ここで捕まえないと学校の敷地から出てしまい、捕まえられなくなる。 「…」 いや…捕まえる必要は無いんじゃないか? 『赤髪緑眼の女子』はそうそう居ない。それでも十分じゃないか。 立ち止まる。それと同じタイミングで相手も止まった。 同時に振り向きながら… 女子「ねぇ、走るの飽きたよ。 君もそう思わない?」やたら楽しげに、そう言った。
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