生徒会公認 野外活動部

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職員室もそうだが、一生徒が入るには恐れ多い。 「失礼します。」 女性「ようこそ、我が生徒会へ。」 『生徒会長』と刺繍された腕章、同じ左腕に結ばれた2年の女性が迎えて下さった。 他に特徴?桃系のゆるい癖っ髪に深紅で退屈そうに半分閉じている眼差し…そう、ジト目ってヤツだ。 一応、この人以外には他に居ない。 「で、何の御用事でしょうか、えーと…」 …肩書きと副会長、ジト目の存在が強い… それに、アクセント… 生徒会長「西 ゆとり。こないだ集会開いたでしょうが…」 「ああ、そうだった。」 ゆとり「集会を聞き流してた訳?」 「その日は4時に起こされていたので。」 ゆとり「は?面白い事言うわね。」 「事実なので。」 ゆとり「まあ、話を戻すとしよう。 …率直に言う、生徒会に入って欲しい。いや、入りなさい。」
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